お歳を召して来られると足の爪切りや皮膚のお手入れは年々難しくなってきます。なぜなら身体の各関節の可動域が小さくなったり、筋肉も硬くなってきやすくなり手が足に届くのが難しくなっていき足の爪切りも容易に行かなくなってきます。他の理由としては、お腹のふくらみ出て来ていらっしゃる肥満気味の方、目の見えない方、手の指に力が入らない方、目がハッキリと見えにくくなっている方などの方が足の爪切りが困難でいらっしゃいます。

場合によっては爪が厚くなり切るのが難しいくなりご自分で切る場合には特殊な器具を使わないと切れなかったり慣れていなかったりするとご自分の皮膚を切ってしまって細菌などの感染されてしまう場合もございます。

皮膚のお手入れもとても大事でお歳をめして来られると菌抵抗力も低下し真菌や白癬などに感染もし易くなります。たこ、魚の目（ウオノメ）、ひび割れなどで足に痛みがある場合は、それらをかばって歩かれていると歩き方も不安定になり転倒にも繋がります。

足の爪切り方を誤ってしまうと、巻き爪になりやすかったり深爪になってしまい痛みが増す事があります。またご高齢になってくると、足の爪も厚くなってきたり、変形してきたりする場合も多くなってきます。そのため足の爪切りは専門の医師のいる病院やクリニックの方が安全です。海外の医療ではこういった足の問題はまず歯科が歯を診るようであったり、眼科が目を診るように足科（ポダイアトリー）は足全般を診ます。ですから日本の様に爪の問題は皮膚科（Deamatologist)や形成外科(plastic surgery)ではなく足科（Podiatry)になります。海外の医療先進国では他の専門医は基本専門外なので出来ません。

もしご自身やサロン・エステなどで難しい場合は、当クリニックにお任せくださいませ。高齢者の足の状態は軽視されがちです。ご家族にお年寄りの方がいらっしゃる場合は是非、足の爪の状態を念のためご覧になって見てみて下さい。お年寄りの方によっては足の爪が切れなくなったことや爪の形が変わってきたため恥ずかしくで言えない方もいらっしゃいます。院長は、オーストラリアの病院とクリニックで足科医（ポダイアトリスト）として勤務し、多数のお年寄りの方の足の爪切りやフットケアを専門医として多くの患者さんをオーストラリア医療機関で診て来ましたので安心して出来ます。