こんばんは
今日は外反母趾で長く歩けなかった患者さんについてお話させていただきます。
その患者さんは、長い間、外反母趾に悩んでおられて以前、他の病院に行かれていました。そちらでは、MRIとレントゲンを撮られてそちらの病院の先生からは7000歩以上、一日歩いてはいけないと言われ、夜も痛みで起きてしまうほどでそちらの先生からは手術を勧められたそうです。
それから当クリニックを探していただきお見えになってからは3週間後ぐらいにはすでに痛みは消えていました。今現在、その方には外反母趾用のオルソティック(アメリカ製矯正器具)を特別に処方し使っていただいており今では一日一万歩歩いておられ、痛みがなく歩く事が楽しみになられたそうです。
その他に改善された事は、以前から慢性の腰痛で毎週マッサージや鍼治療を他の治療院でやってもらっていたそうですが、今ではオルソティックを使用してからは慢性だった腰痛も急に消えマッサージ院や鍼治療院には通う必要がなくなったとの事です。
こんばんは
今日は、外反母趾でお困りの患者さんがお起こしになったのでその方についてお話します。
その方は30代後半の女性患者さんでここ数年、外反母趾がひどくなって来たそうです。特にヒールなどの高さのある靴や靴幅の狭い靴などは履いてはいないそうです。以前、病院に行ったところレントゲンを撮られてその病院の先生からは手術を勧められたそうですが、その患者さんは色々ご自分で調べられて手術後のいい結果をあまり聞いた事がなかったので当院にお起こしになられました。私が拝見したところまだまだ痛みもひどくありませんし可動域も十分あるので手術ではない保存療法をお薦めしました。
まず、ポダイアトリスト(足科医)が患者さんの足の外反母趾の進行の目安となるどのステージなのかを診断します。癌でもステージによって治療方法が違う様に、変形もどのステージかを診断してそれかられそれぞれのステージによって治療の仕方を変えて行きます。バイオメカニクスで診断しそれから通常の診断方法を用います。そこで異常がある場合、修正します。主義による方法はほとんど効果がありません。なぜなら足は自分の体重と地面からの跳ね返った力が作用するため、歩くと元に戻りやすくなる為です。根本的なその患者さんのバイオメカニクス(構造医学)の欠点を探し出します。残念ながら、日本はこの足のバイオメカニクスを教えている大学はなく、海外でもポダイアトリスト(足科医)のみが学べる事ができます。このバイオメカニクスはとても深い学問で他専門医や他医療従事者が少し学んだくらいでは不十分です。何より日本では文献がなく海外の限られた文献やポダイアトリストからのみ学ぶ事ができます。
話は戻りますが、このケースの場合、ある関節に過度のプロネーションのフォース(力と方向)がかかっていたのでそれを打ち消す為、既製品のオルソティック(矯正医療中敷)を使用し、そこにパーツを取り付け研磨機で調整した物を使用しました。この既製品のオルソティックは、ポダイアトリストのみ処方できる特別な物を使いました。そして靴に関してもその方にあった詳しくカウンセリングさせていただき、その後患者さんは1週間もしない内に痛みが改善されて喜んでおられていました。ですからその関節に何らかの過度の力とその関節の動きとは別な方向の力が加わり方を変え負担を減らせばそれ以上進行することはありません。外反母趾やその他の変形性膝関節症は、軟骨が擦り減り痛みと共に無理と使用していると知らない内に大きくなり擦り減り手遅れになり手術を行う様になりますので、少しでもおかしいなとお思いになりましたら1度ご相談くださいませ。
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