内反小趾とは、外反母趾に似ていて大きな違いは、足の小指の付け根の関節が大きくなることを言います。
主な症状は、こちらの写真の赤丸の部位に痛み、腫れ、赤みが関節上に起きたりその周りにも広がる場合もあります。時には足の小指に痛みが感じられる方もいらっしゃいます。この炎症反応は、関節を覆っている軟部組織が刺激されるから起こります。狭過ぎる靴や先の尖った(とがった)靴などが一番この原因になります。
内反小趾の根底にある原因には、関節を構成する骨の構造と機能が含まれる。長い中足骨と小さなつま先骨の歪みの変化は、しばしば関節の突出をもたらします。この突起は、靴が擦れた時に容易に悪化します。狭いまたはぴったりした靴を着用し続けると、実際には内反小趾の発達が早くなる可能性があります。その為、内反小趾の方は靴選びも大切なポイントとなります。
内反小趾のトリートメントは、最初に疼痛(※)および炎症を軽減する為の手段を含みます。ハイヒールやサイズがピッタリし過ぎたシューズの回避も非常に重要です。必要であれば、靴の詰め物やパットで骨の突起に対応するために靴を引き伸ばしたり変形したりすることができます。
当クリニックでは、オルソティック(海外の中敷型の医療矯正器具)は関節を保護し、構造的整列の問題を修正するために処方される場合もあります。特に足の内反小趾の関節の下に魚の目や角質が出来る場合は有効ですが、かなり特殊に処方しないと効きません。しかも内反小趾は、9つの原因がありその病因に合ったトリートメントをしないと効果的ではありません。ですのでまずはその原因が詳しく診断出来るポダイアトリスト(足病医)に診断をお薦めします。そして日本で唯一オルソティクスを処方出来る足の専門医(ポダイアトリスト)が勤務する当クリニックにこのような症状がありましたら一度ご相談くださいませ。
※オルソティックは、見た目は日本の病院やクリニックで作る足底板やインソールと似てる様に見えますが、足の骨格矯正を目的としている為、作り方や型取り、処方(prescription)の仕方が全く異なるため別物になります。
もし上で述べた内反小趾の痛みや機能不全が保存的治療を行った後に持続した場合には、整形外科医との相談が検討されます。
※疼痛とは:ずきずきとうずくように痛むこと。その痛み
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