かかとのひび割れ

踵の皮膚が乾燥してヒビ割れが起きます。ひび割れがとても深いと痛く、患者さんが抵抗力のない場合は、感染も起こる場合もあります。かかとひび割れ単体の時の場合と、同時にそこに角質肥大を合併している場合もあります。一年を通じて日本では特に冬などの乾燥した時に多く見られます。高齢者の方の場合、足のケアを行わない、または出来ないで長い間そのままにしておくと皮膚に保湿が出来きにくいのでより乾燥し易くなります。

診断ヒント

乾燥がヒドくなると一歩ずつ歩く度に踵に痛みがでくる。見た目が多くの細かな線が入った様に見え、深い溝は大きく色が濃く深く見える。割れ目は深緑や少し濃いめの色になる場合もある。角質が厚ければ厚いほど、乾燥度合いが大きいほど痛みが多くなる。

トリートメント　

まずは、厚い角質を除去し、その後特別な踵ひび割れ専用の保湿剤のクリームを使い、ケアを行っていきます。当クリニックで使用しているクリームは日本より常に乾燥している国々で使用されているもので、保湿にかなり好評のものです。

クリームも色々な物が市販されているが、全く効果がない物が多いので注意が必要です。また、角質の除去も自己のセルフケアで行われることも多いと思いますが、上手く角質が取り切れなかったり、反対に取り除きすぎてしまったりすると痛みや炎症につながる事も少なくはありません。足やかかとの角質の除去は病院やクリニックで適切な角質の除去を行った上で、足専用保湿クリームを使用することが重要になります。

フットケアの治療経験が豊富な当クリニックでは、メンテナンスと予防方法をカウンセリングを元に一人一人に合わせてお伝えしていきます。そうすることで、継続的に綺麗な足の状態を保っていられます。まずはポダイアトリストにご相談くださいませ。