足矯正外来とは、足のアライメントを診断して正常値に戻す事を目的とします。この正常な位置に戻す事をニュートラルポジションに戻すと言います。足/脚の構造医学的に診て、実は進んでいる海外の足医学では足/脚の正しい位置と角度すなわち正常値が存在します。診断する時は、身体全体の像や動的、静的の足の動き、脚の角度や各関節の可動域、局所的に多方の角度から判断し、診断します。
普段、立っている状態で足/脚がニュートラルポジションでなく大きく外れてしまっている(足が歪んでいる)場合は、怪我の原因になったり、疲れやすくなったり、足/脚の変形になったりすることがあります。
日本では国家資格を持った足医師がいない為、単純にそれぞれのアーチや踵の傾きのみぐらいしか診断はできませんが、ただ単に、3つのアーチを見るだけではなく、どこの関節がどの程度回内(プロネーション)または回外(スーピネーション)しているのか、その度合い量、個々の関節軸位置、回外の抵抗力などの足の歪みを診察し、矯正していきます。
足を矯正することで、内股、がに股、O脚、X脚、扁平足もその方の足の状態にもよりますが、少しずつ改善していきます。
現在病院やクリニック、靴屋などでインソールが作成されますが、そのほとんどが衝撃吸収やアーチに注目したものが多く、フィッティング感は良いものが出来上がりますが、目的が違うため、足の矯正を目的とするインソールでないものがほとんどなのが現状です。たとえそういうものがあったとしても、医師や義肢装具士も学びたくても日本にはない医学なので海外の医学をかじるのが限界です。ですから、日本のインソールや足底板ではほとんど効果がなく、一人一人の患者さんのその症状の治療には使えません。
海外の足医学ではGait analysis 歩行診断と言うものが医学的に長年確立しています。日本では残念ながらそのような医学は伝わっていない為に細かく診断できる医師はいません。これもポダイアトリスト 足病医のみが診断に使う方法の一つです。
日本には足医学がない為に一般の皆さんには伝わっていませんが、メディカルエビデンスに基づいていて、正常な歩き方、タイミング、足の蹴り方、左右のブレ、脚の角度、左右の足の重心の移動の仕方、左右の足の8つのポイントでの正常な足面圧など細かく診断し、現在の症状と照らし合わせ診断して行きます。静的立脚状態(立っている状態)で症状の出ない場合、動的歩行状態 (Dynamics)で症状の出る場合がある為に歩行状態だけではなく、静的立脚時 (statics)と動的歩行時 (dynamics) の両方で検査する必要があります。
当クリニックの院長は、オーストラリアとニュージーランドの足科の病院に勤務していた為、多くの怪我や病気で歩行困難でお困りな患者さんから、トップスポーツアスリートや一般の方の歩き方まで多くの歩行を診断して来ました。
今まで歩き方でお悩みの方は、医学証拠のあるポダイアトリスト 足の専門医にご相談くださいませ。
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