足底筋膜炎 (Plantar Fasciitis)

足底筋膜炎とは、踵（かかと）の骨の先から足の指の根元までの筋膜（結合組織）上で、その間での痛みのことを言います。足底筋膜は厚い結合組織で足のアーチを支えています。痛みの場所は、筋膜のアーチ内側（土踏まず）に沿ってや足の裏や踵の内側（筋膜の付着部場所）にかけて多く見られます。人によっては、足裏の痛み、かかとの痛み、土踏まずの痛みなど痛みの現れる箇所に違いはあります。
筋膜の中の繊維の亀裂が起こるにつれて痛みは酷くなり痛みのある足に体重をかけるのさえ困難になります。

朝、ベッドから降りてまず最初の一歩目（体重荷重時）が痛みが続き、日中の活動をするに連れて痛みが治まるのでしばしば誤診されがちです。または、しばらく休憩した後（座っていたり横になっていた）の一歩踏み出した時などで痛みが発生する事が多く見られます。長い間歩いたあとは、痛みが一日中続き、非常に痛みが増し足が不自由になります。

足底筋膜炎のこの症状の原因は色々ありますが、主な原因は構造医学（バイオメカニクス）の距骨関節のオーバープロネーションが一番多く見られます。他には、新しいお仕事で長く立っている環境になったりが変わった、不慣れなお仕事環境に変った、急激な体重増加や入院などでの筋力低下、急にジムやランニングで激しい運動を始めた方などがあります。

Podiatrist(ポダイアトリスト）は、足の解剖学の広範囲の知識を使ってそれを診断してトリートメントします。トリートメントには多くの保守的及び外科的オプションがあります。ポダイアトリストがあなたにとって最良のトリートメント方法を提案する前にまずは急性と慢性では治療方法が異なる為、急性か慢性かをカウンセリングによって診断する必要があります。